♡航星日誌♡

・・・to boldly go where no one has gone before.

20210427−28/山ほどの遺体/魂に名前を書くということ

20210427

夕方、幼稚園に私の名前の女の子を迎えに行く。先生が私の喪服用のパンプスを見せる。
なだらかな坂道を黙々と登ってはっと気がついて顔を上げたら薄汚れて廃棄物がたくさん溜め込まれているような建物。ガラスの引き戸になっていて中が見える。土間のような広めの玄関のような空間。雑多にものがおかれている。薄暗い。石棺がふたつあり中には遺体が入っているとわかる。石棺はとても経年している。風化している。右には人が二人寝ている。寝ているのではないそれは遺体。誰かが安置した。頭の方向が揃っていて体に薄い布がかけられている。顔にはかけられていない。顔は灰色がかっている。男性。堀が深い。全てにうっすら埃がかかっている。石棺に入れてあげないといけないのに入れていない。ここは近寄ってはいけないところ。中から不穏な気配を感じた。目を合わせないように顔を上げずに建物の横を進む。感じる。入り口だけではない建物の中は遺体だらけなんだ。山程の遺体だ。建物の中から私は見られている。足早に黙々と進む。古い石塔が密集している。これも風化している。すべて私の身長ほどの高さ。早くここを去らなくてはいけない。三人できたはずなのに私しかいない。まずい。立ち止まって周囲を見渡すと洞穴だった。名前を呼ぶと丸く白光りする存在が「なぁ〜に〜?」とずいぶん後ろの方からやってきた。ほっとした。
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20210428
昨日の夢は知らない信念体系の世界だった

wikiによると縄文、弥生、古墳時代に日本でも石棺が使われ7世紀に入ってからも一部使用されていたのだそう。

同行者を呼んだら宙に浮いた丸く白光りしている存在が来たのが興味深い。呼んだ私も丸く白光りしていたかもしれないから。なぜなら夢の私は自分の名前を呼んだから。「魂に名前を書いておけば安心だから(20210418)」ってこういうことを言っていたのかな。まだわからない。

夢で私が呼んだのはいつもの私の名前だった。先日袴の方が布に書いたのは私が知らない名前だった。不穏さを感じて私の名前を呼んだのは布に書かかれた名前の方の私だったのか。私は死んだんだからって夢の私は言っていたし。

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魂を飛ばすと言っているのは過去生の話ではなくて現在進行形の何かなのかな。薔薇の非物質神殿の夢々のように。