♡航星日誌♡

・・・to boldly go where no one has gone before.

20230608-20230625/この世との繋がり/0愚者・境域の犬/グラン・パルティータ/スタートライン

お読みいただきどうもありがとうございます。
ーー
20230608
20230609
20230610
20230611
20230612
20230613
ーー
20230614

Rのバスと南十字星蒸気機関車と空中列車の夢(20230601)について繋がりの視点から

私はRの集合体であるバスから下車した後、一人で散策にでかけ連絡が届かない世界に赴きながらも終始Rの方が私がいなくなったことを心配してくださっていることを気にかけていました。地球には戻らない片道切符の空中列車の最後の待合室でも再び気にかけ目覚め、旅は終わりました。

生死の境を彷徨っているときや死後、戻ってきてほしいという思いや必要としている気持ちが彷徨っている人をこの世に引き戻す、引きつけるというのはどういうことなんだろうと常々思うことがあったのですが、この夢ではそのような思いによって引き戻される感覚を経験することができたのかもしれません。


また、Rは私と地球、この世との繋がりを構成している要素であることを伝えてくれている夢でもあるように思います。この先、低次も含めた様々の非物質世界を旅するにあたってRは私にとって地球におけるホームグラウンド的所在なのかもしれません。少し前の夢では他の宗教や思想をお持ちの方々へ向けてRのしるしを行って私自身が宣誓していましたのでそれはそうなのかもしれません。非物質世界のことなのでグラウンドというのは少しおかしいですよね。
これまでの夢見によると松村先生がフラワーオブライフを説明なさるときに仰るCの樹は私の場合は神道系列で、Rは私にとってもう少し広い範囲のフラワーオブライフのための地球支部的な感じなのではないでしょうか。どうなのでしょう。

ーーー
20230617

前回の投稿全体を「0愚者」として

”世界と世界の境界線には、守りとしての犬が存在する。これは家の外にいて、侵入して来るも者を警戒している。羊の柵の外にいる羊飼いの犬だ。これは外からくるものに対して、また反対に内側から外に行くものに対して、噛みつく。(略)
「0愚者」は内側から外の宇宙に出ようとしているのだから背後から犬が飛びかかる。”

”「0愚者」の行動をしようとすると、かならず犬はやってくる。これはその人の心の中の不安感、パニック感情としてやってくることもあれば、象徴的な何か事件として現れてくることもある。真の境界線に近づいた時、急激にクローズアップされる。どこからともなく湧いてくる、落ち着かないどうしようもない動揺のようなものが出てくるとしたら、本当の意味で外に出ようとしているのだと思うとよい。”

”私のいう羊飼いの犬、「境界の犬」は、ヘルメス思想の定番的な考えから来ていて、世界にはそれ特有の防衛機能があるということを示している。世界の外に行くのならば、それをすり抜ける特別な技術が必要だ。”/”0愚者”,タロットの神秘と解釈,松村潔,説話社


物質世界に深く関わり合うことが必要な出来事が重なり、私は社会から乖離しすぎていることを実感するとともに小社会やコミュニティの暗黙の共通認識や集合無意識のようなものに圧倒されて疲弊し、押しつぶされてわけがわからなくなっていました。
これらの出来事は真の境界線に近づいたことのしるしだったのかもしれません。


20230604の夢では、大きな唸り声をあげながらカーテン越しに脚を差し込んでこようとする一度追い返したはずの獣を「まだ帰っていなかったんだ」と遠くへ投げ飛ばしていました。
この獣はこれまで私が所属していた世界から境界線を超えて外へ出ようとすることに対する境域の獣犬だったのかもしれません。防衛機能を解放して内側から外の宇宙へ向かうことを象徴する夢見だったのかもしれません。


また獣の脚を掴んで投げ飛ばすという行為はホドロフスキーの愚者のキーワード”狂気”が滲み出してきているようにも感じられます。
“世界の外に行くのならば、それをすり抜ける特別な技法が必要だ。”と松村先生は仰られています。

川の手前の崖に落ちていた小さなお人形の首が象徴する深層意識にあった不安や恐れ(ーー小さな箱社会のルールに従わなかったために村八分にされる恐怖、自身が思う正当を貫いたために魔女狩りにあい命を奪われるような社会の理不尽さに対する恐怖、互いを貴び敬い尊重することができない未熟な社会の意味のわからなさに対する底知れぬ恐怖ーー)を昇華することによって目覚める狂気や自分自身に圧倒的にひたむきであることによって目覚める狂気によって外の世界へすり抜けるのが私の場合の方法なのかもしれません。
私にとって0愚者の狂気は、正常な感覚を取り戻すための手段、自身を解放するための手段であるようにも感じられます。

小さな籠が弾けて鳥が羽ばたいた夢では、私は取り返しがつかないとんでもないことをしてしまったと怯えて社会に対する不安や恐怖を感じていましたが、この獣の夢はそのときの不安や恐怖を払拭していることを象徴する夢見だったのかもしれません。防衛機能としての獣犬はこの不安や恐怖の現れだったのかもしれません。

ーーー
20230618
20230619
20230620
20230621
20230622
ーー
20230623
ぼーっとしていたとき
「グランパルティータ」

曲を聞いてみたら、それがいつだったのかも思い出せないほど遠い昔第3楽章ばかりを聞いていた曲だったことがわかりました。夜の世界(非物質世界)を悠然ときままに闊歩する愚者のテーマ曲みたいだなと思いました。20審判のガブリエルからの贈り物でありますように。グラン・パルティータはセレナーデ、夕べの曲、夜曲で管楽器のための組曲なのだそうです。

新しい世界の扉を開けた祝福が贈られたものでありますように。

ーー
20230624
20230625
タロットの本は松村先生の赤い本しか持たないのでネットで愚者を検索しました。

一切の束縛がなく、夢見るままに動く自由さを表すカードです。さんさんと太陽が輝き晴れ渡る空の下、希望だけを胸に歩む若者

予期せぬ出来事や大変化による浄化を象徴。

これからの期待を意味します。前向きな姿勢、期待などを意味します。

すべての束縛から放たれた自由な存在、

冒険の始まり

物事の始まり

・・・

私はようやくひよこから少し成長して歩み始めることができるのかもしれません。ようやくスタートラインに立てたのかもしれません。そうでありますように。

ーー
全体として夢見はこれまでになく凪でした。

サインとしては次への準備期間ということでした。
ーー

最後までお読みくださいましてどうもありがとうございました。