♡航星日誌♡

・・・to boldly go where no one has gone before.

どうすればいいの

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ジェイコブセンは、ルドルフ・オットーが「聖なるもの」で示したヌミナスを手掛かりに、宗教の基本を「人間が超自然力に畏怖し、忠誠であることで、安全・救済を求めるもの」とした。メソポタミアにおいては、何を恐れるかは時代によって相違したとして、彼は1000年を単位とする千年紀に分けて、その特徴をまとめた。

前四千年紀・・
前三千年紀・・
前二千年紀・
前一千年紀・
(略)

 ジェイコブセンが提示する千年を区切りとした発展的な宗教史観は、明快で理解しやすい。大筋で認めるとしても、単純化しすぎて、承服できない点もある。たとえば、前四千年紀にイナンナ女神と王を主役にした豊饒儀礼である聖婚の儀式が成立していたとは考えられないし、個人の祈りと個人の保護神の出現を前二千年紀に置くのは遅きに失すると思われる。
 メソポタミアの宗教を考察するうえで、豊饒の願い、宇宙観の成立、それに罪の三つが眼目になるとしたのは、有益な示唆であろう。豊饒や宇宙観についてはすでに言及したので、宗教が最も宗教らしくなる罪について触れておきたい。

(略)

 正しい生き方がなければ、不幸が訪れる。正しい生き方とは、神を敬い、具体的な行為として、祈りと奉納を絶やさないことである。不幸とは、病気、友人親兄弟との不和、財産の喪失などの現世利益を損なうことである。不幸を除くには、神を祭り、奉納し、祈ることで、神を宥める必要がある。

メソポタミアの王・神・世界観,前田徹,山川出版社,p.158-3シュメール宗教の発展段階

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不思議だな。何に対して不思議だと感じているのかについては今言葉にできない。




そうか。。。



あーーやだなーー。。





太陽とはなんなのか、夜とはなんなのか、朝とはなんなのか、台風とはなんなのか、嵐とはなんなのか、干ばつとはなんなのか、大雨とはなんなのか、出産とはなんなのか、死とはなんなのか。科学的知識が染込んでいるからどうがんばっても彼らの感じる神を感じることができない自分にちょっと苛ついているのか。まつきよさんが到底理解は不可能って言ってたやつね。。



はぁ。。これどうするの。。どうすればいいの。。